スイートクリスマスカンパニーが出来るまで
横浜スイートクリスマスカンパニー はじめの一歩

横浜で4代にわたり繊維・手芸小売り業を営むオーナーが、毎年クリスマスの時期だけ、自宅を期間限定のクリスマス雑貨のショップとして開放し、今年で15年目を迎えたスイートクリスマスカンパニー。

 

お店開店のきっかけや、オープンまでの準備など、一般の住宅が夢いっぱいのクリスマスショップへと変身する様子をご紹介いたします。

スイートクリスマスカンパニー 店内ディスプレイ

そもそもの始まりは、20年前から趣味で自宅をクリスマスデコレーションのライトアップをしていたことでした。 その当時はまだクリスマスのホームイルミネーションをしている家は珍しく、ご近所の方から毎年ファンレターをもらったりして楽しんでいました。

年々凝ってゆくイルミネーションに、そのうちにお店と勘違いして訪れて来られる方が多くなり、それならいっそ!と思いたち、もともと本業でアメリカからクリスマスファブリック(生地)を輸入していたルートでクリスマスグッズも輸入する事ができたので、ご近所の方にお安く提供しようと、本業のクリスマスファブリックのデコレーションも兼ねて始めたのが15年前にこのお店を始めるきっかけでした。

9月中旬からはじまるオープン準備 スイートクリスマスカンパニー

仕入れは、クリスマスが終わるとすぐ、翌年2月から始まります。アメリカでのショーの後、国内の輸入業者さんの展示会も5月中にはすべて発注が終わります。9月中旬から、倉庫へ一斉に届いたクリスマスグッズは、スタッフ10人以上で検品と値付けをし、店内へ搬入する日を待ちます。お客様へのダイレクトメールも準備したら、いよいよお店作りが始まります!!

イルミネーションの取り付け スイートクリスマスカンパニー

いよいよお店作りへと取り掛かります! 初めに電気屋さんが来て、家のライティングデコレーションから。年々電飾の数が増え、今では漏電やショートの危険があるので電気工事の作業は電気屋さんにお願いしています。

電飾の取り付け 電気設置の専門家

年々大掛かりになる電飾の取り付け。
ここはプロにお任せします。


イルミネーション設置 スイートクリスマスカンパニー

イルミネーション取付け完了!点灯すると一気にクリスマスモードに突入です。

商品展示前の室内 片付け 大掃除 スイートクリスマスカンパニー

普段は自宅としてオーナーが暮らす家なので、とにかく一度空にしなくてはなりません。オープン前と閉店後は、年に2度も引っ越しと大掃除をするようなものです。
始めの頃は全部一人で仕入れ、値段付けから、商品陳列までやっていたので、オープン前の数日間は毎晩が徹夜でしたが、数年後には10人ぐらいのスタッフで、5日間ぐらいかけてお店を作るようになりました。

室内整理 大掃除 店内準備 スイートクリスマスカンパニー
クリスマスグッズのディスプレイ スイートクリスマスカンパニー

さあ、いよいよその年のテーマに合わせてお店作りの開始です。いよいよ商品を店内へ運んでお店作りの山場です。スタッフの皆さんの熱意とセンスですてきなお店が出来上がっていきます。

 ショップ作成 スイートクリスマスカンパニー

①まずは全体のポイントとなるメインツリーの位置を決めます。
②商品をひとつずつ碓かめ、店内のコーナーごとに振り分けます。
③商品陳列や、ディスプレイに約5日間!ようやくお店らしくなりました。

いよいよ作業もラストスパート!スタッフの間にもオープンへの期待が高まります。

期間限定ショップ完成 スイートクリスマスカンパニー
 スイートクリスマスカンパニー メインツリー

ショップ全体がしっかりと整ったら、最後にスイートクリスマスカンパニーのシンボルとなるメインツリーの飾り付けです。

 

毎年やテーマに沿って変わるメインツリーの飾り付けは大切な最後の作業です。この仕事はやっぱりオーナー自らが行います。


 スイートクリスマスカンパニー 期間限定ショップ 完成

こうして、一から皆で手作りする『期間限定ショップ・スイートクリスマスカンパニー』が完成します。

数々のスイートクリスマスの想い出は ずっと大切に伝えたい宝物 スイートクリスマスカンパニー

このお店を始めたきっかけは、20年ぐらい前、まだ20代前半、父が建てたばかりの 洋風の自宅を子供のころ憧れだった本牧の米軍ハウスのクリスマスイルミネーションのようにしようと、見よう見まねでアメリカのクリスマスセールで安く買ってきたイルミネーションで自宅をライトアップして楽しんだことです。


その当時はまだホームライトデコレーションなどしている家は、山手のアメリカ人の家ぐらいで珍しく、ご近所の方から毎年ファンレターをもらったりしてマイブームとして楽しんでいました。
そのうちにお店と勘違いされる事が多くなり、それならと思い、元々本業でアメリカからクリスマスファブリック(生地)を輸入していた関係で、クリスマスグッズも輸入する事ができたので、ご近所の方にお安く提供しようと、本業のクリスマスファブリックのデコレーションも兼ねて始めたのが15年前にこのお店を始めるきっかけでした。


15年前は、日に1、2人のお客様しかご来店がなく在庫を抱える年が続きました。

もう来年はやめようと何度も思いながら、ご近所の方々から「このお店のライトがキラキラ光り出すと、もうすぐ今年も終わりですね。今年も楽しみにしていますよ。」とお声を掛けて頂き、また、遠くからいらして頂いたお客様の「こんな素敵で暖かさを感じるお店は初めて。また来年も必ず来るから。」という言葉に励まされ、そんな大切なお客様の名簿も7000人を越え、東京はもとより千葉・埼玉・静岡からも毎年オープンと同時に珍しい一点物の雑貨を探しに来られるお客様と1年ぶりにお会い出来る事が楽しみにもなり、気がつくと15回目のクリスマスを迎えました。


一度いらしたお客様が次のご来店にはお友達を連れて来て頂けるというように、特に宣伝もしないのに口コミで広がり、おかげさまで毎年倍倍で売上も伸び、ここ数年は、テレビ・新聞などにも紹介されるまでになりました。

家族や親しい友人、恋人同士で過ごす、暖かい「ホームスイートクリスマス」を楽しんで頂けますように、アメリカ・ヨーロッパから大人が観ても楽しめる質の高いクリスマスグッズを集めるよう心がけています。
ここ数年ブームのホームライトデコレーションも、屋外で使える防水タイプの物を中心に品揃え豊富です。
趣味で始めた、夕暮れからのホームライトデコレーションは、20年になりました。

サンタクロースが溢れる幸せなクリスマス 横浜スイートクリスマスカンパニー

スイートクリスマスカンパニー

オーナー高瀬清彦

スイートクリスマスカンパニー オーナー 高瀬清彦